なぜ歯科医院で生活習慣対策なのか?

私達ツインデンタルクリニックでは患者様の満足感を大事にしています。

では、歯科医院での「患者様の満足感」とはどのようなものでしょうか?
以前によく噛めなかった患者様が通院なさって、なんでも食べられるようになると、僕たち歯科に携わる人間として、非常にうれしく思います。

しかし、単に食べられることだけが患者様の満足感でしょうか。

例えば検診時に患者様より体調不良や歯以外の健康問題(メタボリックの傾向)のお話をお伺いすると、歯だけ健康でよいのかと疑問に思うことがしばしばあります。

そこで、患者様により満足して頂くために、お口の中の健康を維持されている患者様には継続的に
「お口の中から健康管理」を色々な形で支援していきます。

生活習慣対策の社会的大義

現在の日本は、世界一の高齢化社会です。

そして、「超高齢化社会」の入り口にさしかかっています。

言葉を知っていても、自分の日常生活にどのような影響があるのかを認識するのは難しいと思います。
自分自身や身の周りの人、あるいは社会にどのような影響を与えるのか、3つのポイントでご紹介します。

1.人工ピラミット

現在の日本は現役世代3人に対して、高齢者1人を支える騎馬戦時代です。

さらに2050年には、現役世代1人に対して高齢者1人を支える肩車時代になります。

今後、確実に年金、税金、医療の負担は増えます。つまり、高齢者を社会で支えるための経済的負担が、今後現役世代に重くのしかかってくるのです。

2.介護を要する平均期間

日本人の平均寿命は世界トップレベルです。

しかし、介護を必要とする寝たきりの期間も、世界でトップレベルであることはご存知でしょうか。

平均寿命から、健康寿命※1を引くと、男女とも介護を必要とする期間は約10年もあります。自分が介護されたり、することを考えると、人生の20年程は介護に関わる可能性があります。

3.日本の財政

毎年、日本の借金は50兆円程度増え、ついに総額が1000兆円を超えました。

1400兆円といわれる個人資産に迫り、追い越してしまうのも時間の問題です。

今のままでは、「年金・医療・介護などの社会保障を国だけに頼るのは危険である」そう考えてしまうことは自然な発想ではないでしょうか。

当院での取り組み

当院では、運動・食育・禁煙指導といった3つの生活習慣対策のアドバイスを行っています。お口の中から少しずつ、健康を改善するお役にたてればと思っています。

※運動・食育・禁煙指導項目をそれぞれクリックしてご覧ください。

最後に

医療というものは、日々発展し、人類の健康に貢献してきたことは疑いの余地のないことです。
しかし、現状の医療は、歯科医療を含めて、あまりにも細かく分かれてしまい、専門的な視点でしか人の健康をとらえられなくなってしまっています。
本来、身体はどの臓器も、神経も、血管も、筋肉も、骨も、すべてひとつながりで関連があるものです。
ですから、生活習慣をほんの少し改善することで、本来皆さんがお持ちの「健康に生きる力」を引き出せればと思いました。
歯科検診という習慣化と、生活習慣という習慣化をうまく組み合わせて、長く患者様の健康をお口の中からサポートできれば本当にうれしく思います。