患者さん

インプラントは保険適用でできるの?

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特徴や種類の違いや費用はどのくらい?

この記事では、そんなお悩みを解決します。

インプラントについて基本的なところから解説しますので、ぜひ参考にしてください。

インプラントとは?

インプラントとは、人工の根っこのことです。

失った歯の代わりに、生体と親和性が高い素材(チタン)でできた人工の根っこ(インプラント体)を顎の骨に固定します。

インプラントと骨がしっかり固定される期間を置いた後に、被せ物(歯の頭の部分)を作っていきます。

インプラントのメリットとデメリット

メリット

  • 天然歯と変わらないような噛み心地を取り戻すことができます。
  • 顎の骨と直接固定されているので、他の健康な歯に負担をかけることがありません。
  • ブリッジみたいに、隣の歯を削る必要ありません。
  • 入れ歯みたいなプラスチック製の歯茎や留め金がいらないので口の中がすっきりし、快適に食べることができます
  • 義歯にセラミックなどを使うことで、天然の歯とほとんど変わらない見た目になります。

デメリット

  • インプラントを顎の骨に埋め込む手術が必要となります。
  • ある程度の治療期間がかかります。
  • インプラントは保険適用外なので、自由診療となり高額な治療費が必要です。

※インプラントは自由診療となります。
当院では自由診療の際、手数料なしで分割払いができる歯科治療専用クレジットカードを取り扱っております。

インプラントの治療前の検査について

インプラント治療は外科手術を行う為、リスク回避のための様々な検査を受ける必要があります。

また、患者様のご希望をお聞きした上で治療計画を立てていきます。

こんな症状には注意が必要です

  • 全身疾患の有無(心臓病・糖尿病など)
  • 歯周病の有無とその状態
  • 顎骨の状態
  • 噛み合わせの状態

インプラントの保険適用について

基本的には自由診療になり保険適用できません。

費用に関しては、顎の骨の状態に応じて必要な処置が変わるため、その処置の違いやインプラントが必要な歯の本数、義歯に利用する素材によって変動します。

インプラントの種類と費用

インプラントの費用は、手術や検査の費用も含めておおよそ、1本あたり35万円前後が相場感です。

インプラントの費用の内訳

  • 診察料
  • インプラント手術代
  • 人工歯(上部構造)

となっています。

他にも、インプラント治療をするために骨が少ない方のために行う骨造成手術の有無や種類によって費用は変動します。

診察料

ステント(インプラントの挿入位置を判断するための補助器具)という器具を使いながらCT撮影を行い、精密に検査や診断を行うための費用です。

骨の量が不足していると、再生治療で先に骨量を増やす必要もあり、手術の有無についての判断も必要です。

インプラント治療は、インプラントできる箇所の確認や噛み合わせのバランスなど口腔内全体のバランスを考えることが大切なので、入念な治療計画が必要です。

当院ではCTやステント代込みで約5万円前後の診察料を頂いています。

インプラント手術代

インプラントを取り付けるための手術費用です。

手術が必要な回数に応じて多少の変動がありますが、当院では、おおよそ20万円前後が手術に必要な費用となります。

サイナスリフト

サイナスリフトとは、インプラントを埋め込むのに十分な骨の高さが上顎臼歯部に全くない場合に行う骨再生手術です。

お口の状態によって、こちらの手術が必要な場合は30万円前後の手術費が必要です。

ソケットリフト

ソケットリフトとは、インプラントを埋め込むのに十分な骨の高さが上顎臼歯部に少ない場合に行う骨再生手術です。

お口の状態によって、こちらの手術が必要な場合は5万円前後の手術費が必要です。

ソケットプリザベーション

ソケットプリザベーションとは、抜歯後に骨の吸収を防ぐために、抜歯した穴に補填剤を入れて骨の厚みを確保するための方法です。

抜歯後に空いた穴(抜歯窩)を放置しておくと周りの骨の吸収が起こり痩せ細ってしまいます。

そうなるとインプラントを埋め込むことが困難になるため、それを防ぐための処置になります。

ソケットプリザベーションが必要な場合は5万円前後の手術費が必要です。

CGF

「Concentrated Growth Factors」の略で、採血した血液を使って骨の再生を促進させる再生療法です。

患者さんの血液から、血液凝固に関わるタンパク質を作り、そのタンパク質を利用することで骨再生が促されます。

患者さん本人の血液を使うことで、拒絶反応や感染リスクなどを軽減できます。

CGFが必要なら場合は約5万円前後の手術費が必要です。

※CGFは、厚生労働省の許可を取得した歯科医院でのみ行うことができます。

人工歯(上部構造)

インプラントの歯に当たる部分の素材によって費用が変動します。

インプラントの上部構造としては、基本的には審美性と機能性を備えたセラミック素材を利用します。

セラミックの中でも人工ダイヤモンドと言われるほどの高度を誇るジルコニアレジンとセラミックを混ぜて作ったハイブリットセラミックなどから素材を選択します。

審美性や機能性を選ぶなら従来のセラミックを選び、やや費用面を抑えたい場合はハイブリッドセラミックを選ぶと良いでしょう。

インプラント治療の流れ

STEP1:カウンセリング
しっかりと患者様とお話できる機会を設けます。
患者様の現在のお口の状態やお悩み、ご希望などをお聞かせ下さい。
それを基にして、お口の検査を行い、患者様に最適な治療計画を立てていきます。
STEP2:お口の中の検査、全身の検査、歯石取りやクリーニング
歯茎の検査、歯石取りやクリーニングを先に行います。(感染予防の為)
噛み合わせや全身疾患の有無を確認します。
また、CT画像をお撮りし、立体的な骨の構造を把握します。
その画像を基にインプラントができる箇所を確認し、治療計画を再度ご説明します。
STEP3:手術
お口の環境が整えば、いよいよ手術となります。
完全個室で、術者も普段の白衣とは違い、外科用手術着で行います。
通常手術は1~2時間程度で終わります。
手術によって歯茎や頬が腫れることがありますが、約1週間で元に戻ります。
痛みは個人差がありますが、通常手術の翌日以降はほとんど痛みは生じません。
STEP4:被せ物(歯の頭の部分)の製作
インプラント(人工の根っこ)が骨としっかり固定される期間を置いた後、今度は土台・被せ物(歯の頭の部分)を製作していきます。
人工の歯が入れば、天然の歯と同じように噛んで頂くことが出来ます。

STEP5:メンテナンス
インプラントとより長くお使い頂くためには、メインテンナスが欠かせません。
3~6ケ月を目安に、お口のメインテナンスをさせて頂いております。
お口の清掃状態や噛み合わせチェック、インプラント体と骨の状態を見るために
レントゲン撮影を行い、より長くインプラントを使用して頂くお手伝いをさせて頂きます。