患者さん

最近、眠りの質が良くないな〜

そのようなお悩みはありませんか?

睡眠は健康を維持するために重要な要素であり、倦怠感や集中力の低下、免疫力の低下などの原因になります。

免疫力が低下すると、歯周病などのお口のトラブルに影響があるため、しっかりと改善したいところです。

この記事では、不眠を改善するために、食べ物や飲み物の方面から対策をお伝えします。

不眠の原因は?

不眠の主な原因は、交感神経が過剰になることです。

人は、内臓の働きや代謝、体温調節など、意識とは関係なく働く神経があります。

これを自律神経と言います。

自律神経には、「交感神経」「副交感神経」があり、この神経の働きが不眠に関係していると言われています。

交感神経と副交感神経について

交感神経は「活動するための神経」として知られ、活動する際に活発になる神経です。

ストレスを感じた時や興奮した時には、より活発になります。

一方で、副交感神経は「休むための神経」として知られ、休息時に活発になる神経です。

人は、これらの自律神経のバランスを整えることで、活動と休息の切り替えを行なっています。

交感神経が過剰になる

不眠の主な原因は、自律神経である交感神経の働きが過剰になることで起こります。

ストレスや心理的な負荷が高まると、交感神経が活発化し、睡眠に必要な副交感神経の働きが妨げられます。

ストレスの多い仕事や学校の試験期間など、心理的な負荷が高まる状況では、交感神経が活発化して、眠りにくさを感じる人が多いです。

このように交感神経が過剰になると、不眠につながってしまうのです。

ちなみに、1日中ダラダラしたり、ベットに寝転がっていると、副交感神経が優位になりすぎて活動量が低下します。

「休みの日にやる気が出ない」「外に出るのがめんどくさい」など、やる気の低下や症状がひどくなると鬱症状に近くなることもあります。

不眠によって起こる3つの不調

睡眠は身体と心の回復や修復に不可欠な役割を果たしています。

十分な睡眠をとらないと、主に、以下のような不調が起こります。

  1. 倦怠感・やる気の低下
  2. 集中力の低下
  3. 免疫力の低下

十分な睡眠をとることは、身体と心の回復に不可欠であり、健康とパフォーマンスの維持には、とても大切なのです。

倦怠感、やる気の低下

睡眠がしっかりと取れていない状態では、身体に疲労が蓄積し、倦怠感や、やる気の低下が現れます。

これにより、日常生活の活動量や楽しみやワクワク感といった感情が低下します。

実際に、長い間、睡眠不足になっている方は、日中に倦怠感を感じている方が多く、モチベーションが低下していることが報告されています。

なんかよく分からないけど「やる気が起こらない」「モチベーションがアップしない」という状態が続くなら、睡眠の質を高めることに意識を向けてみると良いかも知れません。

集中力の低下

十分な睡眠をとらないと、集中力が低下し、作業効率や学習能力が低下します。

「寝不足で頭が良く働かない」と感じている人も多いかも知れません。

この場合、寝不足を疑ってみると改善策が見えるかも知れません。

最近の研究では、睡眠不足により、注意力散漫や思考の停滞などが見られることが分かっており、学業や仕事でのパフォーマンスに影響を及ぼすと言われています。

あからさまに自覚がなくても、知らずに影響を受けている可能性もあります。

人の可能性やポテンシャルは、非常に大きく、自分自身が思っているよりも力を発揮できていないケースも多いです。

免疫力の低下

睡眠は、免疫機能の調節にも関与しています。

睡眠不足になると、肌荒れが起こったり、皮膚に湿疹ができれアレルギーがひどくなったと感じる方もいると思います。

また、風邪を引きやすくなったり、体調不良になったりすることもあるでしょう。

不眠状態では免疫力が、かなり低下することが知られているので、注意が必要です。

免疫システムは、細菌やウイルスと戦うための重要な働きをします。

免疫力のバランスが悪くなると、感染症や炎症のリスクが高まるとされており、歯周病なども例外ではありません。

不眠の改善に有効な食べ物や飲み物

睡眠の改善には、「良質なタンパク質」の摂取や「ホットミルク」「ハーブティー」などの飲用が有効です。

それぞれ詳しく書いていきます。

良質なタンパク質

タンパク質は、身体(細胞)の材料であり、肌も神も、筋肉、免疫も様々な機能を維持するために必要な栄養素です。

ですので、タンパク質が足りなくなると人としての機能を維持することができません。

現代の食生活では、お米やパン、パスタなどの糖質に栄養素が偏り、タンパク質が枯渇しやすい状況になっています。

アメリカのパデュー大学の研究では、タンパク質をしっかりと摂取した方が睡眠の質が改善したという報告もあります。

身体の原料となるタンパク質はしっかりと摂取するようにしましょう。

ホットミルクやハーブティー

ホットミルクやハーブティーには、体温を温めて、リラックス効果を促し副交感神経を優位にすることから、眠りやすくなると言われています。

体温が下がるときに、眠気を誘発するので、寝る前に暖かいホットミルクやハーブティーを飲むと良いでしょう。

睡眠の改善には、食事や飲み物だけでなく、日々の生活習慣やストレス管理も重要です。

定期的な運動なども含めて、総合的なアプローチも必要なので、その辺りも頭の中に入れておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

不眠の原因は、主に、交感神経が過剰になることです。

つまり、交換神経と副交感神経のバランスを整えて、切り替えを自然にできるようにするアプローチが有効だと言うことです。

不眠によって、倦怠感・やる気の低下、集中力の低下、免疫力の低下が引き起こされ、本来の持っている力を上手く発揮できなくなってしまいます。

ですので、睡眠の質には意識を向けて、改善に取り組んでみて下さい。

重要なポイント

  • 交感神経が過剰になることが不眠の主な原因である。
  • 不眠による不調は、倦怠感・やる気の低下、集中力の低下、免疫力の低下が挙げられる。
  • 良質なタンパク質の摂取やホットミルク、ハーブティーの飲用は不眠の改善に効果的である。
  • 良質なタンパク質を含む食品には、鶏肉、魚、卵、豆類、ヨーグルトがある。
  • ホットミルクやハーブティーはカフェインを含まず、リラックス効果がある。
  • 睡眠の改善には、食事や飲み物だけでなく、健康的な生活習慣の確立やストレス管理も重要である。