ツインデンタルクリニックです。
糖質制限がオススメって聞いたけど体重が減らない…
そんなお悩みはありませんか?
糖質制限ダイエットは、人気のダイエット方法の1つで、ダイエットにすごく効果的だと言われています。
でも、なかなか上手くいかない方も多いと思います。
この記事では、糖質制限ダイエットが上手くいかない理由や理想的な体重の減らし方について詳しくまとめます。
体重を減らして健康的な身体を目指すことは、口腔内のトラブルにおいても有効です。
健康的な身体を目指せるように、ぜひ参考にして下さい。
糖質制限しても痩せない理由
糖質制限しても痩せない理由としては、主に3つ理由が考えられます。
- 正しく糖質制限できていない
- 気づかずに糖質を摂取している
- カロリーをしっかり摂っている
正しく糖質制限ができていない
糖質制限をしているのに、体重が減らない理由は、正しく実践できていない可能性が考えられます。
適切な糖質の量が分からなかったり、糖質が含まれている食品が把握できなかったりすると正しく実践できないことがあります。
特に、気づかないうちに、うっかりと糖質を摂りすぎているというケースも多いです。
気づかずに糖質を摂取してしまっている
無意識のうちに摂取してしまう糖質が、糖質制限ダイエットの効果を妨げる原因になることがあります。
糖質制限をどこまで深く行うのかにもよりますが、野菜の根菜類や調味料には、思っているよりも多くの糖質が含まれています。
実際に、当院が栄養サポートに入っている患者さんとお話していても、本人が無自覚のまま糖質を摂取しているケースが多々見受けられます。
ジュースやスムージー、何気なく完食したことなど、多くの糖質を過剰摂取しているかも知れません。
糖質ではないと思うような食材にも、糖質が多く含まれていることも多いので、注意してみましょう。
カロリーをしっかり摂っている
糖質制限で糖質を摂取しなくても、カロリーを多く摂取していると体重が減らないことがあります。
糖質制限をしても必要なエネルギーが足りていないと、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
ですが、カロリーを摂り過ぎている場合には、体重は減らない可能性があるので注意しましょう。
体重減少も1つの数字目安になりますが、筋肉量や体脂肪、内臓脂肪の量も目安にしましょう。
体重は減っていなくても、筋肉量が増えていたり、体脂肪が減っていると糖質制限の効果は正しく発揮しているとも言えます。
1日で消費するエネルギーに近いカロリーを摂りながら、糖質制限を行うのがベストに近い糖質制限の方法だと考えます。
極端なカロリー制限は、体重とともに、筋肉量の減少や代謝の低下を招く可能性があるので、注意して下さい。
理想的な体重の落ち方は?
理想的な体重の減らし方としては、緩やかに減らしていくのがオススメです。
ポイントとして4つあるので、詳しく説明します。
痩せる=健康ではない
痩せることと健康を目指すことは同じではありません。
まずは、この認識を改めておきましょう。
体重だけでなく、体脂肪率や筋肉量など、総合的に判断します。
無理な糖質制限や極端なダイエットは、栄養失調により、筋肉量を減らしたり、代謝を悪くしたりと健康に対して悪影響をもたらす可能性があります。
一方で、体重そのものは変動しなくても、筋肉量が増えて体脂肪や内臓脂肪が減ると健康体に近づいていると言えます。
さらに、体重が同じでも、見た目がスタイリッシュになれば、問題もないはずです。
正しく健康的に体重を減らせれば、リバウンドのリスクも低く、持続可能な健康状態を維持できます。
すぐに結果を出したい気持ちも分かりますが、長期的な視点で体重管理をすることが重要です。
糖質制限で筋肉は落としていないか?
ダイエット時に注意するべき点は、筋肉量を落としていないかという点です。
間違った 糖質制限やダイエットを行うと、必要な栄養やカロリーが不足し筋肉量の低下を招くことが多いです。
糖質制限をするあまり、必要なエネルギーを摂取できないという点です。
食事そのものを抑えてしまうので、糖質だけでなく、タンパク質やビタミン、ミネラルまで不足しがちになります。
これでは、筋肉の減少につながり返って健康にマイナス作用が起こる可能性があります。
筋肉量を保つことは基礎代謝を高め、体脂肪の燃焼を促進する上でも重要です。
糖質制限を行う場合でも、肉や魚、豆類などから適切なタンパク質を摂取することで、筋肉を減らさずに体重をコントロールしていきましょう。
糖質制限する必要性があるか?
これまで糖質制限について解説してきましたが、そもそも糖質制限の必要性があるのかどうかを正確に判断する必要があります。
個々の状態によってベストな食事内容が変動します。
場合によっては、糖質制限によりダイエットを行う必要性がない方もいるでしょう。
肥満レベルが高く、糖尿病や代謝異常など生活習慣病の疑いが強い方には、効果的な場合が多いです。
すでに適性体重であり、健康な人に対しては必ずしも必要とは言えません。
また、何か特別な疾患を持っている方にも同様に糖質制限をすると危険な可能性もあります。
糖質制限を行うまでには、個人の健康状態や目標に合わせて、行うかよく検討しましょう。
流行りだからという理由などで、自身の状態を考えずに行うのは避けましょう。
筋トレを併用しているか?
ダイエットを行うなら糖質制限などの食事管理と並行して筋力トレーニングを取り入れると効果的です。
筋力トレーニングは筋肉量の維持に役立つだけでなく、基礎代謝を高めて、体脂肪がより燃えやすい身体作りをサポートしてくれます。
筋力トレーニングといっても、ジムに通うなど本格的なトレーニングだけでなく、腕立て伏せや腹筋といった自重でのトレーニングでも構いません。
さらに、ストレッチやヨガ、ウォーキングなどでも十分に効果的です。
糖質制限と筋力トレーニングを組み合わせることで、健康的な体重減少を実現することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
糖質制限しても痩せない理由には
- 正しく糖質制限ができていない
- 気づかずに糖質を摂取してしまっている
- カロリーをしっかり摂っている
ことが考えられます。
糖質制限を効果的に行うためには、正しいやり方を覚えて、正しい糖質の摂取量を把握し、無理のない実践が重要です。
体重を落とすことだけでなく、筋肉量や体脂肪、内臓脂肪など、総合的な数値を基準に健康を判断しましょう。
正しく糖質制限の必要性を検討し、実践するためには、専門家のアドバイスを仰ぎながら取り組むことも1つ方法です。
当院では、従来の歯科治療と併せて、お口の健康を保つために、全身の健康からサポートしています。
管理栄養士に相談しながら治療や食事管理が進められるので、ぜひご希望の方は当院へお越しください。
重要なポイント
- 糖質制限しても痩せない理由は、正しく糖質制限ができていない、気づかずに糖質を摂取してしまっている、カロリーをしっかり摂っていることが挙げられる。
- 糖質制限を効果的に行うためには、正確な情報をもとに摂取量を把握し、無理のない実践が重要。
- 健康的な体重の落ち方を実現するためには、痩せることと健康はイコールではなく、バランスの取れた食事と適度な運動が大切。
- 糖質制限を行う場合は、筋肉量を維持するためにタンパク質摂取と筋力トレーニングを併用する。
- 個人の健康状態や目標に応じて糖質制限の必要性を検討し、専門家のアドバイスを仰ぎながら取り組むことが大切。