最近、口の中がネバネバするけど問題あるのかな?
お口の中がネバネバするのは、不快な感覚をもたらすだけでなく、口内環境を悪化させる原因にもなります。
しかし、多くの人々はこの症状についてあまり知らず、放置してしまうケースがよくあります。
この記事では、お口の中がネバネバする原因と、その対策方法について詳しく解説します。
口の中がネバネバすることで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
お口の中がネバネバするのは病気なのか?
お口の中のネバネバは、病気が原因である場合もあります。
以下にお口の中がネバネバする4つの原因について説明します。
お口の中がネバネバする4つの原因
唾液の流れ
唾液の役割の1つに、口内を清潔に保つ役割があります。
唾液の分泌が少なくなり不足すると、口の中がネバネバするようになります。
唾液の分泌量が減る原因として、ストレスや薬の副作用、糖尿病などがあります。
お口の中のネバネバは、不快感をもたらしたり、口臭の原因になります。
歯周病
歯周病は、歯周病菌によって、歯茎の炎症や出血などが起こる病気です。
歯周病の進行により、歯茎から膿が出たり、口の中がネバネバすることがあります。
歯周病を放置すると、歯を失ったり、全身の病気の原因になることもありますので、早めの治療が必要です。
呼吸方法
口呼吸をしていると、口の中が乾燥してネバネバすることがあります。
口呼吸は、睡眠時に特に起こりやすく、睡眠時無呼吸症候群の原因にもなります。
正しい呼吸方法を身につけることで、口の中がネバネバすることを予防することができます。
ブラッシング
歯磨きを怠ると、口内の雑菌が繁殖し、口の中がネバネバすることがあります。
また、プラークが溜まり歯石になります。
歯石ができると、口内の雑菌が増殖しやすくなるため、口の中がネバネバする原因になります。
適切な歯磨きや定期的な歯科検診を行うことで、口内の清潔を保ち、口の中がネバネバすることを予防することができます。
お口のネバネバを取る方法
お口のネバネバを取るには、生活習慣の改善が大切です。
以下に具体的な方法をまとめます。
食生活の改善
食生活の改善により、ネバネバを改善できます。
食生活が悪化すると、身体にストレスが溜まったり、糖尿病などの生活習慣病のリスクが上がります。
ストレスや病気は唾液の分泌量を減らすので、それがお口のネバネバにつながります。
また、食生活の悪化は口内環境の悪化にもつながります。
こちらも細菌の繁殖により、お口のネバネバにつながるので、食生活の改善は重要です。
魚、豆類などもバランスよく摂取し、食物繊維を多く含む野菜や果物、海藻なども積極的に摂りましょう。
加工食品や甘いものを控えめにし、口の中の雑菌の増殖を防止することも重要です。
ブラッシングの改善
歯磨きは、正しい方法で行うことが大切です。
歯ブラシの選び方や、磨き方をチェックして、磨き残しがないようにしていきましょう。
ブラッシングは本人も気づかない内に癖づいていて、磨き残しが残りやすい部位もあります。
ただしブラッシングが分からない方は、一度、衛生士さんにブラッシング指導を受けると良いでしょう。
他にも、歯石除去や、定期的な歯科検診も忘れずに行いましょう。
喫煙習慣の改善
タバコは、口内環境を悪化させる原因の1つです。
また、タバコの煙に含まれるニコチンが唾液の分泌を抑制するので、それが口の中をネバネバさせる原因になります。
禁煙をすることで、唾液の分泌量が回復し、口の中がネバネバすることを予防することができます。
運動習慣の改善
適切な運動は、ストレスの解消や自律神経の乱れ、筋肉量の増加など、健康に大きなメリットがあります。
運動をすることで、唾液の分泌を促進する効果もあるので、口の中のネバネバすを防止することができます。
ほんの少しの運動でも非常に大きな効果が得られるので、毎日の生活習慣の中で、継続できるように取り入れましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お口の中がネバネバすると不快感だけでなく、それが口内環境を悪化させることにもつながります。
「唾液の流れの低下」や「歯周病」などの病院には注意して
- 食習慣の改善
- 適切な歯磨き
- 運動習慣の改善
などを行なって口の中のネバネバを予防していきましょう。
定期的な歯科検診を受けて、良好な口内環境を維持することも忘れないでくださいね。