歯がグラグラしてきた…
そんな悩みを持っていませんか?
この記事では、歯がグラグラしてしまう原因と対処方法についてお伝えしていきます。
歯がグラグラする3つの原因とは?
歯がグラグラしてしまう原因として3つ考えられます。
- 歯周病
- 歯ぎしりなど歯に圧力がかかっている
- 歯や歯の根が割れてしまっている
もし、歯がグラグラするという症状があるなら上記3つの原因に当てはまっているかチェックしましょう。
1つずつ説明します。
歯周病
歯がグラグラしてしまう理由の1つとして歯周病が考えられます。
歯周病は歯茎に炎症が起こる病気です。
進行すると歯茎が柔らかくなったり、歯を支えている顎の骨が溶かされることで、歯がグラグラする原因になります。
歯ぎしりなど歯に圧力がかかっている
歯ぎしりや食いしばりにより、歯に圧力がかかるとクッションの役割を持つ歯根膜に負荷がかかります。
それが継続的に続くと、歯を支えられなくなり、歯のグラつきの原因になることがあります。
歯や歯の根が割れてしまっている
歯の根本が割れてしまうと歯がグラつくようになります。
重度の虫歯や歯ぎしり、食いしばりが原因となり、歯根の割れにつながることが多いです。
その他スポーツなど強い外傷により、起こることもあります。
歯がグラグラする際の4つの対処法は?
歯がグラグラする際に行う4つの対処法は以下の4つです。
- 早急に歯科医院へ受診しにいく
- 硬い物や粘り気のある食べ物を控える
- グラグラする歯の患部を触らない
- 痛みがある場合は痛み止めで応急処置
「歯がグラグラする」という症状がある時点で、すでにお口の中に問題が起こっている可能性が高いです。
さらに、早急に対処する必要性もあることが多いので、すぐに対応しましょう。
早急に歯科医院へ受診しにいく
「歯がグラグラする」のであれば、とにかく早急に歯科医院を受診してください。
主な原因は歯周病や歯根へのダメージ、もしくは歯根そのものが割れている可能性が高いです。
ですので、基本的には自分だけで対処することはできず、歯科医院での治療が必要です。
硬い物や粘り気のある食べ物を控える
歯がグラグラし不安定な状態ですので、硬い物や粘り気のある食べ物を控えましょう。
症状がさらに悪化したり、欠けている歯が取れたりする可能性があります。
また、不安定な状態で噛み続けているとバランスが崩れたり、痛みにつながるケースも考えられます。
症状のある歯で噛むことを避け、片方の歯で噛み続けるのもバランスを崩し噛み合わせが悪くなるので注意してください。
グラグラする歯の患部を触らない
気になるのは分かりますが、グラグラしている歯の患部は触らないようにしてください。
触ることで、歯が欠けたり、取れたりします。
また、歯のグラつきが大きくなったりする可能性も考えられます。
他にも、細菌感染を引き起こしたり自分で触ることで良い結果になることはありません。
痛みがある場合は痛み止めで応急処置
痛みがあり、どうしても我慢できない場合は痛み止めの服用で応急処置するのも検討してください。
とは言え、痛み止めの服用は、痛みの症状を抑えているだけで根本的に治療する訳ではありません。
痛み止めを服用すれば痛みが治るからといって安心しないようにしましょう。
痛み止めはあくまで応急処置です。
早急に歯科医院で根本的な治療に取り組みましょう。
まとめ
歯がグラグラする原因と対処方法について見ていきました。
歯がグラグラする原因
- 歯周病
- 歯ぎしりなど歯に圧力がかかっている
- 歯や歯の根が割れてしまっている
歯がグラグラした時の対処法
- 早急に歯科医院へ受診しにいく
- 硬い物や粘り気のある食べ物を控える
- グラグラする歯の患部を触らない
- 痛みがある場合は痛み止めで応急処置
「歯がグラグラする」という症状は自分で治せることは、ほとんどなく歯科医院での治療が必要です。
放置していると症状が悪化する一方ですので、早急に治療に取り組むようにしましょう。